南総オタク発見伝

アニオタが思うことをつらつらと

私が刀剣乱舞を嫌いな理由

初めまして。タイトルのまんまです。ブログを書くのは初めてなので少し長くはなりますが色々多めに見てもらえると嬉しいです。


さて。オタクで刀剣乱舞を今や知らない人は少ないかと思います。ニトロプラス原作、DMM.comが配信する刀を擬人化したソーシャルゲーム。アニメ放映されていましたね。


まず始めに少し自己紹介を。私は2015年1月に登録した山城国ユーザーです。1月15日の登録ではありませんが、いまのユーザーの人数を見れば所謂「古参」の部類だと思っています。



さてさて。本題に入ります。

端的にいうと、私は刀剣乱舞が嫌いです。本当に嫌いです。運営を燃やすまで死ねないと思っています。

そして、私と同じ思いの元審神者もこの世に多くいることも私は知っています。彼ら彼女らは元々刀剣乱舞をやり込んでいた私と同じような審神者でした。

どうして刀剣乱舞にアンチがいるのだろう、そう思われる方もたくさんいると思います。別に好きな気持ちを否定する気持ちはありません。ただ、どうして元々刀剣乱舞を好きだった私たちが現在所謂アンチになってしまったのか知ってもらいたいと思い記事を書きました。

よろしければおつきあいください。


少しわかりづらいとは思いますが、あえて時系列順で話を進めていきますね。



リリース当初、私は刀剣乱舞をやり込みました。それは1日10時間以上。刀剣乱舞はリリース開始直後から爆発的な人気を見せ、PixivやTwitter刀剣乱舞で溢れかえりました。今考えて見れば設定はほぼ皆無、キャラ設定すら数行の文字とボイスしかないコンテンツであの盛り上がり方は異常だったなと思いますが、当時の私もめちゃくちゃ刀剣乱舞をやり込んでいた1人でした。

その目的はただ1つ、見た目が好みなレア5刀剣、三日月宗近を手に入れることです。


当時は検非違使がいなかったためノンストップでプレイをすることが可能でした。私の審神者レベルは3月には当時のマックス99レベル。生活は刀剣乱舞一色でした。

しかし三日月は落ちません。いやいや、でも5-4を周回してればいつかは落ちる…と信じて周回し続けましたがいつまでもドロップもしなければ鍛刀もできない。途中で実装された小狐丸もいつまでたってもうちには来ない。何故だ。

しかし負けてはいけない。やり込んでいたらいつかは報われる、いつかはきてくれる。いま私の本丸に三日月と小狐丸がいないのは私のやりこみが足りないからだ。いつか来てくれる。その一心で私は刀剣乱舞をやりこみました。


ここまではよくある話です。

ただたんにわたしに運がないのがわるい、それまでの話。

でも、いつか、いつの日か、わたしは報われるはずだ。これだけ原作ゲームを愛してプレイしているんだ。絵馬課金だってしている(まぁ出ないけど)。わたしは公式にとって必要なアクティブユーザーだろう。

そう思い、刀剣乱舞という作品を信じてプレイし続けました。



しかし、3月、4月…と時が流れるにつれ、私は刀剣乱舞に疑問を持つようになってきます。

毎日10時間プレイしても三日月は落ちない(小狐丸も)、実装スピードは遅ければユーザーは徐々に減っているのが目に見えている。

本来刀剣乱舞の長所はなにも考えずにプレイでき、ガンガン経験値が貰えることだったんです。そのためどんどん刀剣のレベルはカンストしていきます。それが刀剣乱舞の大きな魅力でした。

艦これは新規艦娘が落ちにくい上にレベリングが大変です。その他装備なども難しく、どうしても時間が取られてしまいめんどくさいといえばめんどくさいゲームです(それが艦これの魅力でもあるのですが…)。その欠点を改善したのが当時の刀剣乱舞でした。

しかし考えてみてください。レベリングが簡単。つまりどんどん刀剣たちはカンストしていく。

それなのに新規刀剣が増えないんです。

そりゃあやることがなくなります。そのため夏ごろになると刀剣のゲームをユーザーがやらなくなり始めました。DMM内のランキングが落ち始めたのもこのころでしょうか。アクティブユーザーが減る。それはゲームにとって致命的です。



ここからは少し私的な話になりますが、私は所謂エアプの人をあまりよくは思っていません。

私はなんやかんや作品を愛する方法は人それぞれだと思っている方です。

二次創作が好きで読む人描く人、グッズを集める人、様々だと思います。

でも、刀剣乱舞って特殊だと思うんです。

Pixivを読んでいると、キャプションでエアプです、という文字を多く目にしました。エアプ?ゲームやってないのに二次創作を書くのか…すごいな…。

正直、その他ゲームコンテンツのファンで最低でもエアプ、というのはほぼほぼ見ません。それがマナーだというのは暗黙の了解だと思っています。だってアニメファン漫画ファンでその作品読んでないし見たことないけど好きって言ってるのと変わらなくないですか?

女性向けってみんなそうなのかな、と思ってました。そのあとわたしはスマホ向けソーシャルゲームにハマることになるのですが、いえいえそんなことありません。

かの有名なあんさんぶるスターズアイマスシリーズ、問題になりましたがアイドリッシュセブン

少なくとも、エアプは見たことがありません。


課金しろって言うんじゃないです。好きなキャラを育ててカンストさせることがわたしなりの愛だと私は思っていますがそれを強いるつもりはありません。

しかし無料のゲームです。なんで無料で出来るものをやらずに二次創作だけ書いたり、グッズだけ買い集めたりするのか本当に疑問でした。そして、エアプで楽しむその人口があまりに多いんです。

本当に不思議なコンテンツです、刀剣乱舞は。ユーザー母数に対してあまりにアクティブが少なすぎる。ゲーム原作とファンの温度差にこのまで差があるコンテンツをわたしは初めて見ました。





そして春、私は艦隊これくしょんと出会います。


艦これ。同じDMM.comが配信する角川原作のソーシャルゲームです。

刀剣乱舞をプレイしている仲の良い友人たちが昔からプレイしてたことは知ってました。友人たちに面白いし刀剣よりやり込み甲斐があるよ、と勧められたのがきっかけです。そしてプレイしてみると、これが面白い。装備?所謂刀装のこと?刀剣はいらないけど補給が必要なのね?

元々ゲームをやり込むたちなので私は艦これにのめり込みました。基本2窓で艦これ刀剣両方プレイしていました。

そして知ります。刀剣乱舞運営がなにをしていたのかを。


この記事見たことがありますか?

http://dailynewsonline.jp/article/912828/

艦これの運営の方の記事です。

そこにはあまりにひどい内容の記事が書かれていました。

同じDMM.comが配信元だから問題ないと思っている審神者、多くないですか?

全く問題なくないんです。

厳密にいえば全く話は違いますが、原作が違って配信元が一緒、というのは違う原作者の漫画を同じ少年ジャンプに掲載する、というのイコールだと考えると分かりやすいです。

あの、原作、違うんですよ?

考えた人、アイデアを出した人、違うんですよ?

許可を取っていたら話は別です。しかし刀剣乱舞はパクリ元の艦これ運営に全くなんの許可も取らずにゲームを作ったんです。

同じことを私が艦これ運営の立場でされたら確実にブチ切れます。自分が考えていたものを盗まれたわけです。しかもそれを都合よく改善し、それが新規の女ユーザーにウケている。普通にブチ切れます。



そしてこの後、有名なとある事実が発覚します。

ゲーム絵のトレース問題です。

公式は背景や小物などについて発表していましたが、加州清光・大和守安定の絵を担当していた汲田氏のトレパクも当時判明し、大騒ぎになりました。

正直私はこの事実そのものに起こっているわけではありません。こんなこと言っては本当はだめですが、トレパクはゲームや漫画、アニメにおいてよくある出来事です。いややっちゃいけないんですけどね普通に犯罪ですし。

私が気に食わなかったのは、この後の運営の対応でした。


まず起こったことを3つにまとめます。

すみませんいかんせん前の出来事なので順序が曖昧なのでとりあえず起こったことをつらつらと。


1.汲田氏のツイッターがアカウント削除される

これは運営が支持したことなのか本人が勝手にやったことなのかわかりません。


2.トレパクまとめwikiの突然の削除

1番話が盛り上がっている時点で突然の出来事でした。裏で何があったのでしょうね?


3.ミュージカル化の発表

これが個人的に1番腹が立ちました。



火消しをね、しようとしてたんですよ、あいつら。

全てがトレパク発覚直後の話です。発表タイミングはたまたまなわけがないんです。

なので、あれだけ問題になっているにもかかわらず、ツイッターのTLはミュージカル化の話題で持ちきりです。


当時艦これの件で冷め始めていた私は口をあけることしかできません。

いやいや、まって。トレパクの件知ってるの?

運営、揉消すためにこのタイミングでミュージカル化の情報出したんだよ?乗せられてるの分からないの??


元々刀剣乱舞のファンの行動にはげんなりしていた節もありましたが、ミュージカル化決定の件で盛り上がるTLを見てあぁもうわたしはついていけないと思いました。


無理だ。あんなに可愛がっていた我が子のようなキャラクターたちにはなんの罪もないです。でもあんな運営やそれに乗っかる調子の良いファンについていくことはできない。

ファンについても思うところが沢山あったのですが、まぁ旬ジャンルが荒れるのは毎回のことなのでもういいです。

ただ個人的には艦これアニメと比べるファンはものすごく嫌でした。

艦これみたいにならないといいな〜って言ってる人間の何人が艦これをプレイしてアニメを見てたんでしょうね?ていうか原作違うんだけど比べないでくれよ。艦これオタクも卑屈にならないでくれ…。

まぁそれよりなにより運営がもう無理でした。


こんなにキャラのことが好きで、あれだけゲームをやり込んだのに。


刀剣乱舞はゲーム原作でありながらゲームをやりこむ人に優しくないコンテンツなのです。

だって何もいいことないじゃないですか。キャラはロクに増えないしボイスも立ち絵だって増えない。極がいつかしらに追加されましたが、なんで季節グラやボイスがないんですか。そこは艦これパクれよ。

イベントはいつまでもゴミみたいな作業ゲー。結局運ですか。

おまけにイベ報酬の刀剣が鍛刀出来るようになるのがあまりにも早いんですよ。1年は待ちましょうよ。なんでそんなに刀の価値を下げたがるんですか。掘った人の気持ち考えればわかるでしょう。

冒頭でも書きましたが、キャラはロクに追加されない。あのイベ周期で1人ずつゆっくり追加って何事…いちいち盛り上がるんじゃないよツイッターも。


と、いう感じでゲームという原作をやる人間には優しくないコンテンツです。

しかし、グッズ展開やアニメ、ミュージカルや舞台などには一生懸命です。だから下火になってしまったんですよ、刀剣乱舞は。



原作を捨ててはいけないんです。原作をプレイしている人を大事にしなければいけないんです。

これはわたしの持論ですが、原作をプレイしてそのキャラクターを愛してくれるファンがいるからこそそのコンテンツが成り立っているのです。

だから、その人たちに最大限の感謝を伝える。

「ありがとう」「あなたがプレイヤーでよかった」

それを伝え続けて成功している運営が、かの有名なアイドルマスターシリーズです。



これは刀剣乱舞に限らず、全ての運営が伝えるべきことです。

プレイされてるのを当たり前だと思わないでください。この世に星の数ほどあるゲームの中から選び、キャラを愛してくれているのです。

お前何様だよという感じですが、その気持ちを忘れないことが第一歩であり1番大切なことだとわたしは思います。



ありがとうを沢山伝えてくれると、こちらこそいつもありがとう!という言葉が素直に出てきます。

こちらもあちらも人間です。

ありがとうを伝えあえる、そんな関係が心地いいですよね。





さて、話が脱線しましたが以上がわたしが刀剣乱舞を嫌いな理由です。

乱文すみません。


ゲーム運営って、むずかしいです。









追加


ブログをしばらく放置をしていたらコメントが来ていましたので寄ったついでに言いたいことを3つほど。


①私は2015年冬頃までは刀剣コンプ勢でした

感情に対して感情でコメントを返すようなことはしませんが、なんやかんやリリース年の4月には三日月を鍛刀しています。


私が三日月が出ないのが気に食わなかったのではなく、それがきっかけで時間をかけても報われないゲーム性に疑問を覚えたというだけの話です。

(この件に関しては艦これも同じようなゲーム性なんですけどね)


頑張っただけ刀剣が手に入る仕組みを作って欲しかった。

だからイベントで頑張って掘った子をすぐに鍛刀できるようにする、というのは変な話だと思いました。配布なんて言語道断です。ちなみに艦これはイベ追加から建造できるようになるまで数年は待つイメージです。


刀剣乱舞が昔自ら死んで行ったのはまぎれもない事実です。

→若い皆さんがどういう感情を持つにせよ、少なくともリリース年の秋冬に流行りがおそ松にうつるはずはなかったと思います。


秋頃には既に下火になっていたイメージです。それは炎上があったことが原因だとは思いません。単純に当時の刀剣乱舞のゲーム自体に魅力がなかったためユーザーがゲームをやらなくなったからだと思われます。事実当時のDMMのランキングは5位以下になっていました。


ゲームに魅力があればランキングはついてくるはずです。

それが結果に現れていない時点で今現在も刀剣乱舞原作がうまくいっているとは私には思えません。


③パクリそのものよりも運営が事実を揉み消そうとした事実が私にとってはショックな出来事でした。

→ブログから素直に文字を読み取って頂きたかったのですが、、

私自身初期は刀剣乱舞が本当に大好きでした。みんなのことを息子みたいに可愛がっていました。だからこそ裏切られた気持ちになってしまったんだと思います。